考える葦

年末、車でU市にある夫の実家へ行きました。

滞在中、曾祖母を「ツルバーちゃん」、祖母を地名を付けて「Uバーちゃん」と呼ぶように教えるとすぐにしっかり言えるようにもなりました。(その帰路、T市にある私の実家へ行ったのですが、教えもしないのに母を「Tバーちゃん」と呼んだのにはかなり驚きました。)

夫の兄夫婦も小学生の子供づれで滞在しましたので息子は思いがけず子供同士の生活が始まったのです。
子供と言うのは不思議なもので大人といるより子供同士の方が良いのでしょう。親の存在を忘れたかのようにいとこ達にくっついて、毎日仲良く楽しそうに遊んでもらっていました。一緒に遊ぶ間にも色々な言葉をいとこ達の会話から覚えていました。
いとこ達も小さな息子に優しくしてくれたお陰で息子は本当に楽しそうでした。

子供同士で遊んでいる様子をみると、大人と一緒にいるよりずっとはつらつとしていますし、子供同士でいろいろなやり取りもあり、心の成長(気を使ってみたり、妙に大胆にしたり)も見られこういうことは必要な事だなと思いました。

当時、夫の実家のお風呂は焚口が屋外にあり、薪を使って沸かしていました。

ある日、いとこ二人がお手伝いでお風呂を沸かす事になりました。
二人が薪をくべる様子を見た息子は自分も参加したくなったのです。

しかし、いつものように「遊んでもらう」と言う雰囲気ではなく、お手伝いをしている小学生の仲間になって仕事をしなくてはならないのでちょっと様子が違うのです。
そのため、なかなか二人のそばに行く事もできず、遠くからじっとその仕事を見ているだけでした。

ところがしばらくすると一人で物置に行き、積み上げて置かれていた 枯れた松葉をつかんで二人のところに運んで行ったのです。
それを差し出して「ケンちゃん!」と大声でいとこの名前を呼び「これも燃やしてくれ」と頼んだのです。
振り返ったケンちゃんはビックリしましたが喜んで受け取ってくべてくれました。それからは勿論優しく仲間にしてくれたのです。

どうにかして自分も仲間に入れてもらいたかった息子は、どうしたら仲間に入れてもらえるかと自分なりに方法を考えていたのでしょう。
親に頼むのでもなく、かと言ってただ単にいとこに声をかけるだけでなく、松葉を持って行って仲間になろうという手段を考え付いた事に驚きました。
息子が一生懸命で考えた「友達になる為の方法」だったのです。

だんだん知能が発達してきた証拠でしょう。

「人間は考える葦である」という感じでした。

きっとあなたのお子さんにも同じような素晴しい成長の瞬間があります。
それを見逃さず確認しながら、そしてお子さんを褒めながら親子で成長してゆきましょう。

どんな子供も多くの能力(芽)を持って生まれてきています。そして信じられないほど早くその芽の成長が始まります。

その芽がどんどん伸びて、若い枝が大きな枝になり、四方に広がった枝にたくさんの葉や花ををつけ、立派な大木になるためには、成長が著しく栄養の吸収率の一番良い3歳までが勝負です。

その時にいかに沢山の栄養(情報、知識、愛情)を与えるかによって木の大きさや太さ、枝の多さ、葉や花の色や数そして木自体の質が違ってきます。

栄養を吸収する力が一番目覚しいこの時期に毎日こつこつ楽しく学習育児を続けることが大切です。

あなたの愛情を込めた努力で、きっと立派な木(あなたのお子さんの将来の姿)に育ちます。

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