言葉が言えるという事

ひらがなのアイウエオなどを「あいうえ おうさま」の本でとても楽しく覚え、それに「テンテン」を付けた濁音も教えたことはもうお話したとおりです。
その濁音がとても面白いらしく息子はよく独り言として言っていました。

U市にいる間は「ダヂヅゼゾ」の発音がよほど気に入ったらしく、しきりにこの行ばかり言うので周りから「又言った」とか「○○君、ダヂヅゼゾは?」とからかわれたほどです。
息子にとってはその時期の口癖のようなものだったのでしょう。 

このほかの、この頃の息子の独り言の多くは暗記していた「あいうえおうさま」からの文章でした。

どんな内容であれ、言葉として口に出して言えることは息子にとって幸せなことだったのではと思います。

自分の気持ちや思っていることを口に出して人に伝えたり独り言を言ってストレスを発散したりしたいのに、言葉を知らない(言えない)子供は、手段として意味の無い声を出したり、奇声を発したり、泣いたりするだけしかできません。

当然、自分の気持ちは通じず、ますますストレスが溜ってゆき、ますます大きな声や奇声を上げ、大声で泣くでしょう。
そういう子供にどのように対処していいのか分からない親は手をこまねくか、イライラすることになります。

火の付いたように泣く子供、床に寝転び泣き喚く子供、急に物を投げたり壊したりする子供、周りの人がビックリするようなキーキーした大声を出して親に訴えながら怒っている子供・・・・。
そういう子供を電車の中や、デパートなどで目にするたびに可哀想な子供だなと思ってしまいます。

きっと親に理解してもらいたい事があるのに言葉を知らず、言葉で表現する事ができず、どうやって訴えていいか分からない子供のもどかしい気持ちがこのような一種暴力的な行為として現れるのだと思うのです。

かなりのストレスを感じてこのような態度を取る子供に対して、懸命に話しかけながら上手に対処している親を見るのは稀です。

その多くは、同じようにイライラして叱る親、うるさいと言って暴力で止めさせようとする親、どうして言いか分からずただおろおろしている親、全く知らん顔している親です。

そういう親の接し方に対して子供はますますストレスを感じて泣き喚めくか、暴力に訴える親に対する恐怖で全ての感情を殺して黙ってしまうのです。

どちらにせよ、子供がとても不幸です。

このような子供にさせない為にも親は言葉、文字、挨拶、日常の事などを毎日少しずつ、楽しくゆっくりおしゃべりしながらお子さんに教えて行って欲しいのです。

赤ちゃんの時からたくさんの言葉や文章を愛情を持って楽しく教え、いろんな事を体験させてあげれば心が穏やかな感情豊かなそして自分で考える事の出来る子供に育つはずです。

愛情を持って会話しながら育児をするという愛情教育を続けていれば、言葉の持っている意味の全てが子供の心に沁み込み理解が深まるはずです。 
  
そしてそれが栄養になり豊かな心を持った賢い子供になるはずです。

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