外国語で遊ぶ

この頃には息子は言葉に大変興味を見せ、かなり自在に操れるようになってきていたので、日本語を教えるように外国語も教えてみようと思いました。

と言ってバイリンガル教育をしたわけではなく、ただ、日本語ではない言葉を脳に送り込もうとしたのです。

まず簡単なフランス語で「これは何ですか」「ボタンです」という会話を覚えさせてみようと思いました。

「ケス・ク・セ?」と息子や私のボタンを指差して何度も言ってから「セタン・ブトン」と今度はボタンを持って答えを覚えさせるのです。
何度何度もしていると、まるで芝居の中のセリフのように受け答えだけは出来るようになりました。

勿論その意味は分かっていないのですが「こう聞かれたらこう答えればいいんだ」という事は分かる様になったようでした。

次の実験は「私と息子だけに成立する会話」を避けるため、夫が質問者になり同じように「ケス・ク・セ」とボタンを指差しながら質問してもらったのです。
息子は口をモゴモゴさせ一生懸命学習した事を思い出しながら「セタン~セタン・・・ブ~ブ~ブトン」と、遂に思い出して答える事が出来たのです。

子供が一生懸命に思い出そうと努力している時、私達は期待しながらもじっと辛抱強く待ったのです。
そうして遂に答えることができた時はいつものように大喜びして褒めたのです。きっと子供の頭の中は喜びの気持ちで一杯になったはずです。

同じような場面でどうしても思い出せない時はちょっとヒントを与えてあげる事もいいかもしれません。
そしてもう一度質問してみるのです。きっと何度かするうちにちゃんと答えられるようになるはずです。
焦らず楽しく学ばせましょう。

この調子で「Are you OK」と聞くと「Yes, I’m OK」と答える事も出来るようになりました。

これらは単にお遊びですが脳を鍛えるには楽しい遊びだと思うのです。

私は日常会話の中に少しだけ英単語を混ぜていました。

例えば「ドクター」とか「ダイパー」などです。「お医者さん」とか「オムツ」などと言うより響きがいいかなと思っただけですが日本語と違った響きも脳の一部にインプットした事はいい事だったと思っています。

同じようにして遊んでいるうちに「セッシボン」と言えるようになったのでシャンソンの「セッシボン」のレコード聞かせる事をしてみました。
フランス人の歌手が「セッシボン」と歌うとその音をキャッチして「ニコー」っとするのです。
きちんとその言葉を聞き取る事が出来ていたのでしょう。

英語もフランス語もなんでも子供の脳は受け付けるのでしょう。

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