漢字を教える

たくさんの絵本を読み聞かせてきた成果と「あいうえおうさま」での楽しい学習効果で、息子はこの時期までに確実に文字を理解できるようになっていました。

そして文字自体にかなりの興味を見せるようになっていました。

おじいちゃんからプレゼントされたお気に入りの積み木でよく遊んでいたのですが、文字が読めるようになってからは積んで遊ぶのではなく、一つ一つに書かれている文字を読んで遊ぶほうが多くなったほどです。

文字の中でも特に「を」の字体が面白いらしく、絵本の文章の中で「を」見つけると必ず「を!」と教えてくれました。

我が家はずっと日本経済新聞を購読しています。
息子の小さいときも毎朝、新聞を広げてざっと目を通していたので、いつも私の側にいる息子は当然のようにその新聞を一緒に見ていました。

そんな時、紙面に大きく書かれている見出しの中で「を」をはじめ、知っている文字を見つけて喜ぶようになったのです。

そこで、文字に対する興味がかなり高いこの時期を利用して漢字を教える「実験」がしたくなりました。

私が一番最初に教えようと選んだ文字はなんと「金(きん)」と言う字でした。
実は経済記事の多い日経の中で一番目立つ漢字が「金」と言う文字で、大きな見出しになっていることも多いのでまず「金」から教えてみようと言う事になったわけです。

いつものように新聞を広げている時「漢字を教えてあげるね」と言ってから、大きい「金」を指差し「これは(きん)って読むんだよ」と言う具合に教え始めました。

何度も「金」を確認させた後、今度は「それじゃこれと同じ「金」は他にもあるかなぁ?いっぱいあるから探しっこしよう」と言ってあちこちの記事やページから「金」の見つけっこをして遊んだのです。

何ページも何ページも新聞をめくり、遊びながら「金」探しをすると本当に沢山の「金」の文字が見つかり、時のたつのを忘れるほどでした。

お陰で「金」と言う字を確実に息子の頭にインプットすることが出来ました。
一度覚えたとはいえそんなに簡単にマスターできるはずはないので、毎日、新聞が来るたびに「金」探し遊びをしました。
こうして復習させることにより、すっかり「金」はマスターしました。

同じように「日経新聞」によく使われている漢字、「日本」とか「株」等の文字を一つ一つ選んで遊びながら文字探しをしているうちに多くの漢字が読めるようになりました。

新聞だけでなく、絵本を読んでいる時も、良く使われている「動物」等の漢字を「動物って言う漢字だよ」という具合に教えたわけです。こうして「鳥」や「船」も絵本の中で覚えました。


漢字は難しいので一度覚えても記憶を維持してゆくのがとても大変だという事は教えていて感じました。
焦らずに「遊びの延長」のつもりで毎日少しずつ、気長に続けることが肝心です。

私は息子がトイレで便座に座った時に丁度、息子の目線になるように「金」と大きく書いた張り紙をしたりしました。それを見た友人が「凄い教育ママね」とびっくりしましたが私は子供に強要するつもりで張ったわけではありませんでした。
これも「遊びの延長」でしたし文字を見て息子が「金」「金」と喜んでいたのでそれでよかったと思っています。
あくまでお遊びとして学ばせることが肝心です。

同じような実験をする場合、あまりあちこちに張り紙をしてどこかの塾のようにしないで下さい。
何事もほどほどに楽しく学ぶ事が肝心ですし、そうする事で学習意欲が長続きし本当の力になるのです。

皆さんもちょっとしたアイディアでお子さんに新しいことを教えることが出来るはずです。
私の様に日常生活の中で教えるチャンスがたくさんあるのではないでしょうか?


余談ですが、もう少し大きくなって幼稚園などに行くようになった時点では画数の多い漢字ほど子供は覚えるという事です。

つまり視覚で覚えるのです。漢字を書くという作業は大変に難しいのですが読むという作業は格段に優しい作業です。(みなさんも読めても書けない漢字の方が多いのではないでしょうか?)

まずは子供の時に、読める漢字の数を増やすことが大事です。

学年が進み、書く作業もこなせるようになった時、読める漢字の数の多い子ほど沢山漢字が書けるようになるそうです。

そもそも漢字を読む能力と書く能力は別の能力なので平行して同時期に教える事に無理があるようです。

同じ能力だと勘違いして、低学年には易しい文字を高学年に画数の多い難しい文字を教えている今の漢字教育は実は間違っているようです。

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