2歳一ヶ月 白いもの ふわり

久しぶりに親子でドライブし、ピクニックに行きたお弁当を広げて食べたりして3人で楽しい一日を過ごしました。

息子は目的地に着いた途端、日常とは違う環境が嬉しかったのでしょうか広い草の上をかけ回り始めました。

時々風がそよそよと吹くとてもお天気の良い日で、息子はクローバーの上を殆どの時間、嬉しそうに走り回って遊び「抱っこして」等とは一言も言いませんでした。

その走り回っている時です。突然何を思ったか、ティッシュペーパーを一枚取りに戻って来たのです。

そして私から受け取ったティッシュペーパーをふっと風に飛ばしました。

ティッシュペーパーが風に乗って舞い上がるのを見ながら息子は「白いもの ふわり」と言ったのです。

そのシーンは絵本の中に出てくる情景と文章そのものでした。

風を感じた息子が絵本のそのシーンを思い出して実際に自分を絵本の中に置いての行動だったのです。

そして本の中の文章である「白いもの ふわり」と言ったのです。

本当に驚きました。
風の中で体験した感動的な息子の行動でした。

多分その本を読んでいなければ決して「白いもの ふわり」などという表現は出来なかったでしょうし風を感じなければしない行動でしょう。

息子が風にティシューを乗せてみようとした気持ちに私は感動したのです。

多くの本を読み、多くの言葉や文章や表現を覚え、多くの体験をした結果がこのように抽象的な表現さえも理解出来るようになったのです。

そしてその情景が「素敵だな」と思って喜ぶ息子の心の持ち方に、嬉しい驚きを感じました。
「心が豊かに成長しているのだな」と親として嬉しく思いました。

この頃になると、絵本を基礎にして語学的にも知能が大変発達してきたなと感じる事が多くなりました。

絵本の文章の主語を変えたりして、自分の文章を作り楽しむようになったのです。

これは文章を作る学習の第一歩を自分からし始めたという事だと思いました。
主語を変えるだけですからとても簡単な事のように思えますが、2歳の子供にとっては大変な能力だと思います。

大好きな「桃太郎」の絵本からは本当にいろいろな文章を引用していろんな表現をしていました。

桃太郎が桃から生まれてくる文章を引用した場合は、卵型のクッキーを二つ重ねて「ジャクっと割れて中からお母さんが出てきました」と言いながらクッキーをずらしてお話をしてくれました。
「お母さん」の代わりに、思いついた物が出てくるような文章も作ったりしていました。

この他にも「もうぜったいコンゾー」も良く言いましたし、バナナを食べたい時など「いらん!お姫様を返せ」という文章の「お姫様」のところにバナナを入れて「いらん,バナナを返せ」などと言っては悦に入っていました。

またもう一つのお気に入りの「やぎさんのごちそう」という絵本の中にある色々なフレーズも息子の会話に出てきました。
大好きな西瓜をパクパクとたくさん食べながら「とってもウメェー」と言ったり「ケッコーなお味」などと言ってご機嫌でした。

あなたはお子さんにどんな絵本を読んであげていますか?
お子さんは絵本のどんなフレーズを楽しんでいるでしょうか?
絵本の中のちょっとした表現をお子さんがつぶやいたりしてハッとした事がありませんか?

皆さんのお子さんのおしゃべりの中にもきっと絵本の文章を引用した文がたくさんあると思います。

読み与えた本の中のどんな表現を使っているのか注意深く耳を傾けて見て下さい。

いつも注意してお子さんの言動を見守り、お母さん自身もこういう発見に喜びを見出しましょう。

これまで沢山の単語を教え、沢山の絵本を読み聞かせ、沢山会話をしてきましたからお子さんの脳の中にはあなたが教えた日本語がいっぱい記憶されているはずです。
中でも、何度も読み聞かせる絵本の文章はお子さんが言う事の出来る基本的な文章になっているはずです。
ですから、お子さんが文章作りの学習を自分で始めるような成長を見せる時は、絵本の文章から引用文が一番多いはずです。

たくさん絵本を読んであげてください。

お気に入りは何度も読んであげてください。

ある日その文章を使って、きっと心が温かくなるような素敵な文章を作ってお母さんに話し掛けてくれます。
その瞬間、あなたはとても感激します。
そしてあなたの気持ちもふんわり暖かくなることでしょう。

さぁ 今日も楽しい絵本をいっぱい読んであげましょうね!

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック