絵本と言葉

息子は「おむすびころりん」と「三匹の子豚」のお話が大好きになり、何度も繰り返し読みましたので「桃太郎」の時のようにこの二つの物語の文章もほぼ完璧に暗記してしまいました。

ブツブツと独り言を言うのを聞くと、そのお話の文章の一部だったりする事がひんぱんにありました。

そして「○○君の家はレンガなの」と言ったり、私が「狼だぞー」とジェスチャーを交えて言うと息子も狼になり切って「食べちゃうぞ」などとドスの聞いた声で私を脅す様に言ったりしました。
すっかり物語の狼になって声まで変えるので面白かったです。

皆さんも演技派になって大きな声を出し、お子さんと学芸会遊びをしてみましょう。
お子さんはすっかり絵本の中の主人公になって、知っているセリフを自慢そうに言うでしょう。

それこそが言葉の発達に大変重要な事だと思います。

正確な発音で、大きな声で、きちんと言う。
相手の言っていることに対してちゃんとした返事が出来る。
それにより会話を楽しむ事が出来ると言うわけです。
楽しい時間ですね。

また、絵本での出来事で全く違う面白い経験もしました。

何度も読んですっかり内容が分かっている絵本なのに、例えば、ライオンの絵を示しながら「これな~に?」という私の質問にわざと「ねずみ」と答えたりして私をからかう事がよくあったのです。

「ネズミじゃないよね。知ってるのにどうしてそんな事言うの?」と言うとその度に「オカシイカラ。シッテタノ」といつも答えるのです。

こんな感じで頻繁に親をからかうような返事をするのでこちらも「それでは」と思い、息子の答えにあわせて「オカシイカラ、シッテタノ」と言って合唱したのです。

するとちょっと戸惑ったのですが、その合唱が嬉しくなってしまい、私の質問にわざと間違えて答えては「どうしてそんなこと言うの?」という私の質問を待つようになりました。

そしてその度に大きな声で喜んで「オカシイカラ、シッテタノ」と私と声を合わせて合唱したのです。

本当の答えを知っているからこそ出来るトリッキーな遊びです。
自分と母親との会話を楽しく変化のあるものにしたかったのでしょうか?

こんな遊びを楽しむことさえ出来るように脳が発達してきているのだと嬉しく思いました。

お子さんがアマノジャクみたいな行動をした時などは、それを逆手にとって面白おかしく過ごすよう工夫するのも子育てを楽しくする術かもしれません。

毎日が楽しく過ごせるからこそ親子の絆がより深まるのかもしれません。

色々工夫して変化のある楽しい子育てをしてくださいね。

余談
ニュースセンター9時のアナウンサーの男性を急に「猪おじちゃん」とニックネームを付けて呼ぶ様になりました。
そしてどうも息子はこのアナウンサーの顔が怖いらしく顔がテレビに出ると私にしがみついて泣きそうになったり手で目を覆ったりして見ようとしないのです。
そして「テレビ、パチンして」と言って切ってくれといったりしました。

何故なのか理由はとうとうわかりませんでした。
子供ってわからないことが多いですね。だから一緒にいて面白いですね。

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