おもちゃ その2 コンピューターゲーム

子供は素晴らしい想像力を持って生まれてきます。

その想像力でシンプルなおもちゃをどのようにも変身させることができます。
その想像力を駆使して自分のおもちゃを楽しもうとする健全な芽を伸ばさなくてはいけません。

文明のお化けのようなおもちゃ(コンピューターゲーム)や有り余る数のおもちゃを与える事はその素晴らしい想像力の芽を摘み取ったり踏み潰したりするように思えてなりません。

特にコンピューターゲームは子供の大敵のように思えます。

受動的な遊び道具であるコンピューターゲームで遊ぶ子どもが増え、子供達は画面に現れる世界を相手にピコピコ遊ぶだけで自分の頭の中で何かを想像して楽しむということがなくなったような気がします。

機械の方から一方的に目に入ってくる様々なシーン相手に遊ぶ事に慣れきってしまった子どもには折角もって生まれてきた想像力の芽を枯らしてしまうことでしょう。

「想像し、考える」という力。そういう力を持たない子供は、一つの物からいろいろな想像を膨らませ新しい世界、思いがけない発見、心豊かな思い・・・そういう何か素晴らしい、言葉ではいえない域に到達する手段を持たない子供になってしまうのではないでしょうか?

その意味でコンピューターゲームは子供の心豊かな想像力を伸ばす妨げになるように思えてなりません。

それを科学的に立証したような記事を文芸春秋に岡田尊司さんが書かれていました。

コンピューターゲームが子供の脳の発達に大変悪い影響を及ぼしているという記事です。

ゲームをすることで脳内の線常体と呼ばれる領域で神経伝達物質のドーパミンの放出が著しく増加するのですが、その放出は快感と関係していて覚醒剤やコカインのような中枢刺激性麻薬で増加する量とあまり変わらないくらいという事でした。

つまり脳内ではゲーム依存症は薬物依存症と同じ症状だというのです。

最も心配な事は「注意深く計画的に物事を処理して行く実行機能と呼ばれる能力」や「行動にブレーキをかける能力」を低下させる事と「社会性の発達に対する影響」だと言うのです。

私が危惧した事と全く同じ内容だと思いました。

皆さんはそれでも「お子さんが欲しがるから」「与えておけば静かでいい」「みんな持っているから」などの理由でお子さんにコンピューターゲームをさせますか?

いかに「子供が想像の世界で楽しく遊べるか」を考えておもちゃを与えるべきです。おもちゃを吟味して選び、与えるのが親の責任です。

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