挨拶

朝6時ちょっとすぎから小一時間自宅近辺を夫と散歩する事があります。
車があまり通らない素敵な場所があり、とてもいい気分で散歩しています。

ジョギングや散歩の人たちと何人もすれ違い、あぁ同じようにこの朝の空気を楽しんでいるのだなと思うのですがにみんな黙々と歩いたり走ったりするだけですれ違っても全く知らん振りなのでとても寂しく感じました。

折角同じ時間に気持ちよく体を鍛えよう、良い空気を吸おうと外に出ていてすれ違うのだからすれ違ったら「挨拶しよう」と決めたのです。

早朝あまり大きな声の出ない私ですがそれでも頭を下げ「おはようございます」と会う人毎に挨拶をし始めたのです。

ところが意外なことに殆どの人が全く知らん顔をして挨拶を返さないのに気が付きました。
中には私の声が小さすぎて届かないのかないのか、夫が大きな声で「おはようございま~す」と言うと「おはようございます」と小さな声で返す人が幾人かはいます。

気恥ずかしいのか面倒なのか、そんなのどうでもいいと思っているのか、勝手にさせてよとうるさがっているのか・・・

それでもめげずに私達は挨拶を続けていますがちょっと残念です。

しかし、父親のお墓参りに私の田舎に帰ったときのことです。
忙しくはありましたが滞在中2回、早朝散歩に出ました。
殆ど人に会うことも無いほど閑散とした田舎の町ですがそれでも神社や商店街を歩いていると散歩をしたり家の周りの掃除などしている人達に会いました。

いつものように「おはようございます」と挨拶するとみんなビックリするくらい大きな元気な声で挨拶を返してくれたのです。
すごくなんだかとても嬉しくなりましたし、元気になったような気がしました。

そしてもっと嬉しかったのは喫茶店の横道を歩いていた時、若いウエイターのような男性が店から出て来たときです。偏見ではあるのですが外観からして、きっとこの人は返事しないだろうなと思いながら「おはようございま~す」と声を掛けたところ軽く頭を下げながら「おはようございます」と大変丁寧なしっかりした声の返事があったのです。

なんだか変な予想をした自分が恥ずかしくなりました。それからとても嬉しくなりました。

まだまだ心の温かさや人と人とのつながりが感じられたのです。


会う人達みんながちゃんと挨拶を交わしてくれたのは人通りが少ない田舎だからという理由だけではないと思うのです。

挨拶は人とのつながりの基本です。

挨拶が出来る人を育てたいですね。
都会のギスギズも挨拶を交わすようになれば少しは緩和されるかもしれません。

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